代数学概論第三・第四 (東京工業大学)
この授業は講義と演習がセットになっていますが,このページでは主に講義パートに関する記録を載せていきます.
授業内容:
-
第1回(10/6): 履修上の注意説明,群論導入(アーベル–ルフィニの定理,Galois理論の簡単な紹介),群の定義と基本性質,群の例
-
第2回(10/13): 自由群,群の直積,部分群の定義と例,共役部分群,中心化群,群の中心,群の部分集合で生成される部分群
-
第3回(10/20): 二面体群,群の元の位数,巡回群,原始根定理
-
第4回(10/31): 対称群,巡回置換,互換,隣接互換,置換の転倒数・符号
-
第5回(11/10): 交代群,同値関係の一般論の復習(同値関係,同値類,代表元,商集合,完全代表系),左・右コセット,左・右完全代表系,左・右コセット分解,指数,ラグランジュの定理
-
第6回(11/17): ラグランジュの定理の応用,オイラーの定理,正規部分群,剰余群,群準同型・群同型
-
第7回(11/24): 群準同型・群同型の例,像・核,準同型定理(第一同型定理),第二・第三同型定理
-
第8回(12/1): 代数学概論第三期末試験
-
第9回(12/8): 履修上の注意説明,群の左・右作用,群の左作用の群準同型による解釈,群作用の例,$G$-軌道,固定部分群,軌道分解
-
第10回(12/15): 推移的,等質空間,軌道空間,軌道・固定群定理,類等式,ケイリーの定理,共役類,$p$-群
-
第11回(12/22): 正規化群,シローの定理
-
第12回(1/19): 交換子,交換子群,可解群,べき零群,対称群の可解・非可解性
-
第13回(1/26): 可解性の特徴付け,群の表現とその例,不変部分空間,部分表現,既約表現・可約表現,$G$-準同型・$G$-同型,同値な表現,表現の直和・テンソル積
-
第14回(1/30) (※火曜日): 既約分解,シューアの補題,マシュケの定理
-
第15回(2/2): 双対表現,Hom表現,正則表現,指標,射影公式,類関数,既約表現の指標が類関数の空間の正規直交基底をなすこと
-
第16回(2/9): 代数学概論第四期末試験
補足資料:
最終更新日 : 2024年2月7日.