微分積分学第二(Q) (東京科学大学)
履修上の注意については,T2SCHOLAにアップロードした「2024年度微分積分学第二Q履修上の注意」というファイルをご確認ください.
授業内容:
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第1回(10/04): 履修上の注意説明,実数の性質,上界・下界,有界性,上限・下限,実数の連続性,数列の極限,ε-N論法
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第2回(10/07): ε-N論法の例,数列の極限の基本性質,はさみうちの原理,有界数列,単調増加列・単調減少列,有界単調数列の収束性,ボルツァーノ-ワイエルシュトラスの定理,区間縮小法,コーシー列
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第3回(10/11): 収束数列とコーシー列の同値性,一変数関数の極限の定義(ε-δ論法),一変数関数の極限の点列を用いた存在判定,一変数関数の極限の基本性質,一変数関数の極限に関するコーシーの判定条件
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第4回(10/17): 最大値・最小値定理,中間値定理,ロルの定理,平均値の定理,コーシーの平均値の定理,不定形の極限,ロピタルの定理
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第5回(10/18): ロピタルの定理の証明,テイラーの定理,テイラー多項式・マクローリン多項式,ラグランジュの剰余項,有名な関数の$n$次マクローリン多項式と$n$次剰余項
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第6回(10/21): テイラーの定理の証明,コーシーの剰余項,テイラー展開・マクローリン展開,近似計算,$e$の無理数性,テイラーの定理を用いた極値判定,ランダウの記号,漸近展開
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第7回(10/25): 漸近展開を用いた不定形の極限の計算,リーマン可積分性,定積分,積分の平均値の定理,微分積分学の基本定理(有界閉区間上の連続関数の可積分性を認めた上で)
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第8回(10/28): 中間試験
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第9回(11/01): 過剰和・不足和,上積分・下積分,ダルブーの定理,可積分性の必要十分条件,一様連続性,有界閉区間上の連続関数の可積分性
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第10回(11/08): $\mathbb{R}^n$における距離,$\delta$-近傍, 内点・外点・境界点,開集合・閉集合,多変数関数の極限,(復習) 多変数関数の連続性・偏微分・全微分,(復習) $C^k$級,2変数関数に対するテイラーの定理,2変数関数の極値
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第11回(11/11): 2変数関数に対するテイラーの定理の証明,極値問題(2変数),ヘッセ行列,ヘッシアン,ラグランジュの未定乗数法,勾配,多変数関数に対する最大値・最小値定理
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第12回(11/15): ラグランジュの未定乗数法の使用例,陰関数定理,ラグランジュの未定乗数法の証明
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第13回(11/18): 級数の収束・発散,正項級数,比較判定法,優級数,コーシーの収束判定法,ダランベールの収束判定法,ライプニッツの定理,交代級数,絶対収束・条件収束
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第14回(11/25):
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第15回(11/29): 期末試験
補足資料:
最終更新日 : 2024年11月18日.